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ケンウッド、40kHzの広域再生を可能にする5chスピーカーシステムなど

» 2004年06月25日 19時22分 公開
[ITmedia]

 ケンウッドは、新発表のAVコントロールセンター「VRS-N8100」を始めとしたVRSシリーズとの組み合わせを考慮して作られた5chスピーカー「KS-908HT」と6chスピーカー「KDS-3100EX」、アクティブサブウーファー「SW-38HT」を発表、7月上旬から発売する。

 KS-908HTはフロント・センター・リアともに40kHzの広域再生が可能なツィーターユニットを搭載、約120センチのスリムなポール型フロントスピーカーには7センチのコーンウーファーを4つ使用し、豊かな低域再生を可能にした。

photo KS-908HT

 センタースピーカーにはスタンドが標準で備えられているほか、壁掛けでの設置も可能。リアスピーカーも壁掛けが可能で、オプションとして別売スタンド「SR-8000」が用意されている。

製品名 KS-908HT
フロントスピーカー
使用スピーカー 7センチコーン型ウーファー×4、1.9センチドーム型ツィーター×1
最大入力 80ワット
最大瞬間入力 120ワット
サイズ 220(幅)×1154(高さ)×220(奥行き)ミリ(スタンド含む)
重量 約5.3キロ(1本、スタンド含む)
センタースピーカー
使用スピーカー 7センチコーン型ウーファー×2、1.9センチドーム型ツィーター×1
最大入力 80ワット
最大瞬間入力 120ワット
サイズ 280(幅)×104(高さ)×81(奥行き)ミリ(スタンド含む)
重量 約1.2キロ(1本、スタンド含む)
サラウンドスピーカー
使用スピーカー 7センチコーン型ウーファー×2、1.9センチドーム型ツィーター×1
最大入力 80ワット
最大瞬間入力 120ワット
サイズ 76(幅)×230(高さ)×78(奥行き)ミリ(スタンド含む)
重量 約1.1キロ(1本、スタンド含む)

 KS-3100EXはセンタースピーカーを2つ備え、オプションのサブウーファーを追加するだけで6.1chサラウンド再生が可能な6chスピーカーシステム。

 124(幅)×337(高さ)×150(奥行き)センチというコンパクトサイズながらも、ボイスコイルの大口径化などによって最大入力70ワット(最大瞬間入力120ワット)という高出力対応となっており、大型アンプとの接続も問題ない。

 フロントスピーカーにはスピーカーコードを収納できるスタンドが標準で付属する。リアスピーカーはKS-908HTと同様、壁掛けも可能で、別売スタンド「SR-8000」も利用可能だ。

photo KS-3100EX
製品名 KS-3100EX
フロントスピーカー
使用スピーカー 5センチフルレンジ×2
最大入力 70ワット
最大瞬間入力 120ワット
サイズ 124(幅)×337(高さ)×150(奥行き)ミリ
重量 約1.4キロ(1本)
センタースピーカー
使用スピーカー 5センチフルレンジ×2
最大入力 70ワット
最大瞬間入力 120ワット
サイズ 210(幅)×80(高さ)×98(奥行き)ミリ
重量 約0.9キロ(1本)
サラウンドスピーカー
使用スピーカー 5センチフルレンジ×1
最大入力 70ワット
最大瞬間入力 120ワット
サイズ 80(幅)×160(高さ)×98(奥行き)ミリ
重量 約1.1キロ(1本、スタンド含む)
photo SW-38HT

 SW-38HTは「KS-908HT」「KS-3100EX」とマッチしたデザインのアクティブサブウーファー。ターンオーバー周波数は200Hz固定で、再生周波数帯域は35Hz〜200Hzとなっている。

製品名 SW-38HT
形式 アンプ内蔵バスレフ方式、
使用スピーカー 16センチコーン型ウーファー
再生周波数帯域 35Hz〜200Hz
サイズ 210(幅)×400(高さ)×350(奥行き)ミリ
重量 約9.2キロ

 2ウェイ3スピーカーシステム「LS-V230-W」とアクティブサブウーファー「SW-508-ML」も同時に発売される。

 LS-V230-Wは振動板にチタン皮膜を蒸着したセミハード・ドームツィーターを採用。入力に対する応答特性に優れ、25kHzという可聴域を越えた再生帯域を実現した。キャビネットのフロントおよびリアにはラウンド加工が施されており、発生した音波がコーナー部を回折する際に生じる不要な半端波を低減する。

photo LS-V230-W

 ターミナルには抵抗値が低い金メッキタイプを採用。極太ケーブルやバナナプラグにも対応する。

製品名 LS-V230-W
形式 2ウェイ3スピーカーシステム
使用スピーカー 13センチコーン型ウーファー×2、2.5センチドーム型ツィーター×1
最大入力 120ワット
サイズ 165(幅)×800(高さ)×254(奥行き)ミリ
重量 約10キロ(1本)

 SW-508-MLは同社のオリジナルテクノロジー「Slanting Layout Woofer」を使用。本体下部に傾斜したスピーカーを配置することによって、自然な低音再生を可能にする。

製品名 SW-508-ML
形式 アンプ内蔵バスレフ方式、
使用スピーカー 16センチコーン型ウーファー×2
再生周波数帯域 30Hz〜1000Hz(ターンオーバーオフ時)
サイズ 219(幅)×439(高さ)×392(奥行き)ミリ
重量 約14.5キロ
photo SW-508-ML

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