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» 2004年06月30日 14時19分 UPDATE

ブルーレイ“DIGA”発売は7月31日――松下、2層BD対応Blu-ray/DVDレコーダー発表

松下電器産業がBlu-ray Discの2層記録に対応したBD/DVDレコーダー「DIGA」を発表。発売は7月31日からと、アテネ五輪に間に合った。実売は30万円前後になる見込み。

[西坂真人,ITmedia]

 松下電器産業は6月30日、Blu-ray Discの2層記録に対応したBlu-ray/DVDレコーダー“DIGA”「DMR-E700BD」を正式発表した。7月31日から発売する。価格はオープンで、実売予想価格は30万円前後になる見込み。

photo 2層BD対応Blu-ray/DVDレコーダー“DIGA”「DMR-E700BD」

 Blu-ray Discの片面2層記録方式に対応することで、ディスク1枚の容量を従来の2倍となる50Gバイトに拡大。ハイビジョン映像を画質を落とさずに約4.5時間も録画可能になった。地上アナログ放送なら、約63時間の長時間録画が可能(EP6時間モード時)。

 地上/BS/110度CSデジタルチューナーとアナログ地上波チューナーを搭載したほか、EPG(テレビ番組ガイド)にも対応。記録はBlu-ray Disc以外にDVD-RAM/-Rもサポート。再生はBlu-ray Disc(BD-RE)、DVDビデオ、DVD-RAM、DVD-R、音楽CD、CD-R/RW(CD-DA)に対応する。なおHDDは搭載しない。

 映像の記録にはMPEG-2 TS(トランスポートストリーム)を採用。地上/BSデジタル放送の5.1ch MPEG-2 AACをそのまま記録でき、デコーダ内蔵アンプに接続すればサラウンド再生を楽しめる。

photo

 アナログ地上波放送もMPEG-2 TSに変換して記録する。ストリーム記録モード時のビットレートはBSデジタルのHD放送が24Mbps(録画時間約4時間30分)でSD放送が12Mbps(同約9時間)、地上デジタルのHD放送が17Mbps(同約6時間)となる。

 DMR-E700BDのサイズは430(幅)×120(高さ)×406(奥行き)ミリ、重さは約9.1キロ。入出力端子は映像入力がS端子×3/アナログ×3、映像出力がD端子(D1/D3)×1、S端子×2/アナログ×2、音声入力がアナログ×3、音声出力がアナログ×2/デジタル×1。そのほか10BASE-TのLAN端子とデジタル放送用のモジュラー端子を備える。

photo DMR-E700BDの背面

 2層BD対応Blu-ray/DVDレコーダーは、今年3月のレコーダーDIGA発表会や、薄型テレビVIERA発表会で試作機が参考出展され、今夏の発売をアナウンスしていた。

 Blu-ray Discレコーダーの商品化は昨年3月に発表したソニー「BDZ-S77」に続くもの。6月22日にはシャープもBlu-Ray Discレコーダーの開発を表明している。

 「DVDレコーダーの普及率はまだ7%。家電は一般的に10%を超えると爆発的に普及するといわれている。今年はアテネオリンピックという追い風もある。時差の関係で日本でのライブ放送は深夜。今回は録画して楽しむオリンピックといえる。ハイビジョンが中心の地上デジタル放送も普及期を迎えた。今後はハイビジョン映像をそのまま残したいというニーズが増えてくる。2層記録に対応した今回の新製品ならハイビジョン映像をそのままの高画質で約4時間半も録画できる。幅広いラインアップのDIGAシリーズでDVDレコーダーの需要を牽引していきたい」(同社パナソニックAVCネットワークス社ネットワーク事業グループホームAVビジネスユニットBU長の周田悦治氏)

photo 同社パナソニックAVCネットワークス社ネットワーク事業グループホームAVビジネスユニットBU長の周田悦治氏

 詳細記事はAV製品情報サイト「LifeStyle」上で追って掲載する予定。

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