このように「RD-H1」は単にDVDドライブを省略した低価格製品ではなく、既存のRDシリーズユーザーが、2台目、3台目として購入するデジタルビデオレコーダーという意味合いも強い。スペックもこれに相応しいもので、HDDは250Gバイト、「WEPG」も採用し、「ネットdeナビ」機能もフル装備だ。光デジタル出力やD端子も装備している。
DVDドライブを省略したことで、本体は小型化された。幅や奥行きは平均的だが、高さは58ミリに抑えられ、チューナー類に見えないこともない。幅や奥行きに関してはほかのRDシリーズやAV機器に積み重ねて利用することを考えればむしろ都合が良いし、一方で可能な限り従来製品とパーツを共用して低コスト化を図る都合もあったのだろう。またこの種の製品としてはかなり軽量であるため、ほかの機器の上に積み重ねるのも不安が少ないといえる。
実際に機能面をチェックしていこう。今回、使用したのは試作機のため、マニュアルもない状態だ。したがって、実際に使ってみた範囲の記述になる点は先にお断りしておく。
機能的には、「RD-XS46」をシングルチューナーにして、DVDドライブに関連する機能を除いたものを思えば良さそう。型番の「RD-H1」は、先日発表された「RD-Z1」と同じネーミングルールだが、ソフトウェアは「ネット de ダビング」「ネット de モニター」をサポートする「RD-X5/XS46/XS36」世代の物と思われる。一見すると「RD-XS34/24」からDVDドライブを省略した製品に見えるが、「RD-XS34/24」は「ネットdeモニター」をサポートしていない。
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