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“3 in 1”になった「カンタロウ」を試すレビュー(3/6 ページ)

» 2005年10月14日 19時31分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 3 in 1機で重視されるのは、やはりVHSを含むダビング機能だろう。機能やユーザーインタフェースは「RD-XV34」とほぼ同じ。分りやすい解説付きの画面でダビングする方向を選択すれば、後は画面に従うだけだ。

 とくに頻度が高いであろうVHSからのダビングでは、現在の停止位置からダビングを開始する「ダビング」、テープを自動的に巻き戻して先頭からダビング開始する「テープ頭からダビング」、テープの先頭から録画されている時間を確認してDVD1枚にぴったり収まる録画モードでダビングする「1枚分ぴったりダビング」が選択できる。

photo ダビングではまずダビングの方向を6方向から選択する。ダビング元、ダビング先と指定するよりも手っ取り早く、わかりやすい
photo VHSからのダビング機能は3種類が提供され、機能としては必要十分。事前にVHSユニットに切り替えて……といった手間がいらない
photo HDDからDVDへのDVDビデオでのダビングではファイナライズまで一気に完了させることも可能だ
photo DVDへのダビングでは、高速ダビングが可能な場合は高速ダビング、不可能な場合には自動でぴったりダビングに切り替わる

 逆にVHSへダビングするときは、HDDやDVDに保存された複数番組を指定して一度にダビングすることも可能だ。ただ、VHS側は常に停止位置からダビングを開始する仕様になっていて、テープの先頭に巻き戻してからダビングを行ったり、テープの未録画部分を探し出してダビングするといった機能はない。もっとも、「VHSへ」ダビングするケースはそう多くはないだろう。

 なお、VHSからダビングする時はインデックス信号(VISS)がHDD/DVDのチャプターポイントに、逆にVHSへダビングするとHDD/DVDのチャプターポイントをVHSのインデックス信号に変換してくれる。たとえばVHSに複数の番組が録画されていた場合、HDD/DVDへダビングするとチャプターとして頭出しが可能になる。

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