オンキヨーは5月25日、7.1ch AVセンター「TX-SA805」と「TX-SA605」を発表した。HDMI 1.3aを初めて搭載。Blu-ray DiscやHD DVDで使用される次世代サラウンドフォーマットをフルサポートしている。6月16日に発売する。
製品名 | 概要 | 価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
TX-SA805 | 7.1ch AVアンプ | 18万9000円 | 6月16日 |
TX-SA605 | 7.1ch AVアンプ | 8万4000円 | 6月16日 |
両モデルとも「ドルビーデジタルプラス」「ドルビーTrueHD」「DTS-HDハイレゾリューションオーディオ」「DTS-HDマスターオーディオ」のデコーダーを搭載。2系統のHDMI(+出力1系統)端子を備え、ドルビーTrueHDやDTS-HDマスターオーディオのロスレス音声データのビットストリーム伝送をサポートする。
Deep ColorやHDMI CEC機能にも対応。パナソニック「VIERAリンク」対応機との組み合わせなら、テレビのリモコン1つでAVセンターを含めた一括電源オフや音量調節といった連携動作が実現できる。ただし、現在は検証を進めている段階で、「まだ(VIERAリンク対応)の全機種で全機能が使えるとは言えない」(同社)。情報は順次公表していく方針。さらにパナソニック製品以外の薄型テレビやレコーダーについても検証を進めるという。
TX-SA805では、内部構造を一新してプリアンプとパワーアンプ部の独立構造とした。パワーアンプ部には、新設計パラレルプッシュ・プル回路や左右のチャンネルを対称に配置するシンメトリー構造を採用。電源部とパワー部の経路を最短化して、電力供給能力を大幅にアップさせたという。定格出力は全チャンネル180ワット(6オーム)。ノイズを抑えるVLSC回路やオートスピーカーセットアップ機能「Audyssey MultiEQ XT」なども備えている。
HDMI以外の映像入力端子は、D端子×3、コンポーネント×3、Sビデオ×6、コンポジット×6。音声入力はデジタル6(光×3、同軸×3)、アナログ×11(7.1ch×1を含む)。映像出力はHDMI×1にくわえ、D端子×1、コンポーネント×1、Sビデオ×2、コンポジット×2。音声出力はデジタル×1とアナログ×3(7.1ch×1を含む)。外形寸法は、435(幅)×194(高さ)×458.5(奥行き)ミリ。重量は23キロ。マクロ対応リモコンが付属する。
一方のTX-SA605は、アンプの出力が全チャンネル120ワット(定格出力)。VLSC回路やオートスピーカーセットアップ機能「Audyssey MultiEQ XT」などを備えた。
映像入力端子は、HDMI×2にくわえ、D端子×3、コンポーネント×3、Sビデオ×5、コンポジット×5。音声入力はデジタル5(光×3、同軸×2)、アナログ×8(7.1ch×1を含む)。映像出力は、HDMI×1にくわえ、D端子×1、コンポーネント×1、Sビデオ×2、コンポジット×2。音声出力は光デジタル×1とアナログ×3(7.1ch×1を含む)となる。外形寸法は435(幅)×174(高さ)×377(奥行き)ミリ。重量は12.1キロ。
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