インタビュー
» 2007年07月03日 10時55分 UPDATE

東京おもちゃショー2007:チャンネル争いに勝つ秘密道具「空気ピストル」

チャンネル争い――それは身近な骨肉の争い。一歩やり方を間違えると「アンタ、宿題は?」という凄惨な結果を招きかねない。そんなことになる前に、ドラえもんに泣きついてみよう。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 エポック社は、ドラえもんの“秘密道具シリーズ”第2弾「空気ピストル」を10月に発売する。ただし、発射するのは空気ではなく赤外線。テレビに向けて「バン」と叫ぶと、チャンネルを操作できるスグレモノだ。

photophoto ドラえもんの“秘密道具シリーズ”第2弾「空気ピストル」(左)と第1弾の「空気砲Jr.」(右)。(c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

 空気ピストルを一言でいうと、小型の学習リモコンだ。シリーズ第1弾「空気砲」とほぼ同じ形状をしているが、腕ではなくて指先にはめるサイズ。上面には4つのボタンがあり、それぞれに赤外線リモコン信号を1つずつ学習させることができる。電源はボタン電池(LR44)2個だ。

photophoto 下面にはトリガーとなる音声センサーや効果音のためのスピーカーを配置。なお、製品版ではケーブルがなくなり単体で動作するほか、色も変更される可能性がある

 学習方法は一般的な学習リモコンと同じ。元になるリモコンと空気ピストルを向かい合わせ、リモコン信号を送りながら空気ピストルのボタンを押せばいい。ボタンは4つしかないため、たとえばテレビなら電源とお気に入りのチャンネルを登録したら終わりだが、チャンネル争いやイタズラには十分だろう。赤外線は5〜6メートル届く。

 「チャンネル争いに遊び心を持ち込んでみました。空気ピストルなら、家庭の雰囲気を悪くすることなく、楽しくチャンネル争いができるでしょう。もちろん、やり過ぎは禁物ですが……」(同社マーケティング部広報宣伝室の山口雄大氏)。

 親にリモコンを奪われた時は、慌てず騒がす空気ピストルのボタンを押し、先端のLEDが点灯したらテレビに向けて「バン」。言いにくかったら「バンご飯、まだー?」でもいい。チャンネルは思いのままだ。

 あるいは、照明器具やエアコン、テレビなどの電源だけを学習させておき、「ベッドに入ってから、バン、バン、バン、バン、ですべて消灯するという使い方もできます」。

 この空気ピストル、実は今年1月の「TOYフォーラム2007」にも出品されていたのだが、当時はコンセプトのパネル展示だけだった。「仕組みは簡単だが、小さいだけに開発に時間がかかりました」(同社)。今回の「東京おもちゃショー2007」では、試作機によるデモンストレーションを実施したほか、製品パッケージや同梱される予定のドラえもんフィギュアを合わせて展示していた。

photophoto パッケージとドラえもんフィギュアの試作品。外観は変更される可能性がある(もちろん塗装される)

 ドラえもんフィギュアは、空気ピストルを装着するとちょうど「空気砲」のサイズになる仕組み。「空気ピストル自体が小さいため、なくさないようにドラえもんに預けておく意味もある」という。


 「ドラえも〜ん。パパとママがテレビを見せてくれないんだ。なんとかしてよぅ」

 パパパパッパパー

 「空気ピストル〜」

 そんな未来が3カ月後にやってくる。

 2625円(予価)で。

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