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狭額デザインの新BRAVIA「X1シリーズ」

» 2008年08月28日 21時43分 公開
[ITmedia]
photo 「X1シリーズ」。ベゼルが細いため、横幅は「46V型でも従来の42V型相当」という

 X1シリーズは、「XR1シリーズ」と同じ「ブラビアエンジン2プロ」を搭載しつつ、「F1シリーズ」の流れをくむ狭いベゼルを採用するなど、画質とデザインの両面に注力したシリーズだ。画面サイズは52V型、46V型、40V型の3種類で、いずれも10月10日に発売される。

 画面の下には空間を設けたフローティングデザインを採用。ベゼル部とスタンドはF1シリーズと同じ「サファイアブラック」で塗装されているが、スピーカーグリルは6色(シルバー、ブラック、レッド、ブラウン、ゴールド、ブルー)のカラーバリエーションを用意した。

 「以前はボディー全体のカラーバリエーションを展開していたが、カタログや店頭で見た印象と自宅に持ち込んだときの印象が異なるというユーザーも多かった。今回は、いわばラインアクセント。ソファやカーテンなど室内のアイテムと色をそろえれば、テレビの自己主張は抑えながらカラーコーディネートができる」(同社)。

photo 「KDL-40X1」にゴールドのスピーカーグリルを組み合わせた例

 液晶パネルは倍速駆動の10ビット広色域パネル。これに組み合わせる「ブラビアエンジン2プロ」は同社製映像エンジンの最高峰で、独自のDRC(デジタル・リアリティー・クリエーション)技術の最新版「DRC-MFv3」を統合している。

 DRC-MF-v3は、情報量の多い高周波部のノイズを低減しつつ、オブジェクト間の境界部分は精細感を向上させて自然な立体感を作り出す。また新たに1080pの信号フォーマットをサポート(従来は1080iまで)。既存のAV機器が出力する映像信号すべてに対して効果を発揮できるようになった。

photophoto 「ブラビアエンジン2プロ」の効果(左)と比較デモ(右)

 そのほかの主な仕様は下表の通り。

型番 KDL-52X1 KDL-46X1 KDL-40X1
サイズ 52V型 46V型 40V型
パネル解像度 1920×1080ピクセル
コントラスト比 3000:1
チューナー 地上/BS/CS110度デジタルチューナー、地上アナログチューナー
入出力端子 HDMI×4(うち1つは側面)、D5×2、Sビデオ×1、コンポジット×3、D-sub 15ピン、光デジタル音声出力、USBなど
外形寸法(スタンド含む) 125.7(幅)×87.4(高さ)×34.6(奥行き)センチ 108.9(幅)×76.5(高さ)×30.7(奥行き)センチ 95.3(幅)×68.4(高さ)×27.9(奥行き)センチ
重量(スタンド含む) 43.5キログラム 29.5キログラム 25.5キログラム
実売想定価格(オープンプライス) 53万円前後 43万円前後 32万円前後
発売日 10月10日

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