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伝統の同軸2Way、エソテリックが英タンノイのフロア型スピーカー「DC10A」を発売

» 2013年02月04日 17時53分 公開
[ITmedia]

 エソテリックは2月4日、英タンノイのフロアスタンディング型スピーカー「DC10A」を発表した。モダンスピーカーシリーズ「Definition」(ディフィニション)のフラッグシップモデル。価格は1台84万円で、2月15日に発売する。

「DC10A」。カラーは、ダークウォルナット、チェリー、ブラックの3種類で、いずれもピアノ仕上げ

 ツィーターとウーファーを同一軸上に配置する、伝統的な“同軸2Way”ユニットを採用し、点音源による正確なステレオイメージを再現するスピーカー。ウーファーには、従来の3倍という磁力を持つ大型アルニコマグネット「ALCOMAX-III」を採用し、クルトミューラー製のハードコーンと組み合わせた。駆動力の大幅な向上により、より忠実で応答性の高い動作を実現するという。

 一方のツィーターには、軽量アルミ合金の逆ドーム型振動板とアルミニウム線のボイスコイルを採用。6段階プレス法で徐々にドームが形成され、1回プレスするごとに加熱して内部のひずみを取り除く処理を施した。周波数特性は28〜2万2000Hz。インピーダンスは8オーム。

バイワイヤリング対応のスピーカー端子はアース端子付き(左)。重量級のアルミ削りだしスピーカーベースを装備(右)

 エンクロージャーには樺材(バーチ)を採用。独自のラウンドカーブにより、共振や内部反射を低減し、またブレーシング(内部補強板)構造で剛性を高めた。カラーは、ダークウォルナット、チェリー、ブラックの3種類で、いずれもピアノ仕上げとなる。

 1本あたりのサイズは、345(幅)×1135(高さ)×438(奥行き)ミリ。重量は42.7キログラム。アルミ削り出しの重量級スピーカーベースなどが付属する。

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