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» 2013年05月30日 13時00分 UPDATE

橘十徳の「自腹ですが何か?」:付録は電波受信機能付きフリップ時計キット! 「大人の科学マガジン パタパタ電波時計」 (1/2)

今回紹介するのは学研「大人の科学マガジン パタパタ電波時計」。昔懐かしいフリップ時計と電波時計を組み合わせたユニークなキットだ。レトロで新しい、不思議な魅力を持つこの時計の製作に挑戦してみた。

[橘十徳,ITmedia]

 デジタル時計というと今では液晶表示が主流だが、昔は数字が描かれたフリップが回転して時刻を表示するタイプをよく見かけた。このパタパタ時計と電波時計を組み合わせたのが今回紹介する「パタパタ電波時計」だ。

ts_patapata01.jpg 「大人の科学マガジン パタパタ電波時計」

 レトロな外観ながら、中身は電波時計になっており、正確に時刻を表示するという本格派だ。デザインも昔懐かしいパタパタ式時計の上に、バーアンテナが乗っかっていてかわいらしい。しかも中の仕組みが見えるスケルトンカラーである。これは「作ってみたい!」と思わせるキットだ。

 価格は3500円。液晶表示の電波時計に比べると少々高めだが、これは「大人の科学」本誌を含めた価格で、雑誌にはレトロ家電の特集や時報の歴史、電波ホビーの歴史などさまざまな記事を掲載。もちろん「パタパタ電波時計」の仕組みの解説もきちんと載っている。作って楽しく読んでも楽しいキットということで、さっそく注文してしまった。

プリント基板やモーターの取り付け

 届いたパッケージを開けてみると、スケルトンの外装をはじめプリント基板やギア、ネジ、シャフトなど意外と部品点数が多く、さらに数字が描かれた“パタパタシート”も付いている。これはなかなか作りがいがありそうだ。ただし回路はプリント基板に組み込み済みなので、ハンダ付けは不要だ。

ts_patapata03.jpgts_patapata04.jpg パタパタ電波時計の部品と組み立て説明書

 最初に駆動部の組み立てからスタート。プリント基板を背板に差し込んでホルダーを使って固定する。基板から伸びるコードの先端に付いている電池接点金具を電池ボックスに差し込み、さらにモーターのコードをコネクターで接続したら、次に背板に側板を取り付ける。この際、側板の外側にあるギアにモーターのピニオンをかみ合わせる。

ts_patapata05.jpgts_patapata06.jpgts_patapata07.jpg プリント基板とアンテナ(左)。基板を背板に差し込んでホルダーで固定する(中)。モーターコネクターを接続(右)

ts_patapata08.jpgts_patapata09.jpgts_patapata010.jpg ギアが組み込み済みの側板(左)。側板を取り付けて(中)、ピニオンを側板のギアにかみ合わせる(右)

 さらに底板をネジで固定したあと、今度は天板を組み立ててネジで固定し、基板につながっているバーアンテナを上部に引っ張り出してアンテナカバーを取り付ける。

 次に、フリップを取り付けるための大きなドラム2つを、シャフトを使って本体に取り付ける。モーターには基板のマイコンから信号が出て、「時」用と「分」用の各モーターに一瞬だけ電流が流れるようになっており、モーターが動くとドラムが回転してフリップがめくれる仕組みだ。

ts_patapata011.jpgts_patapata012.jpgts_patapata013.jpg 天板はこんな感じ(左)。操作ボタンは2つ(中)。アンテナホルダーとドラムを取り付ける(右)

 取り付けが終わったら側板にリーフスイッチを付ければメカ部の組み立ては完了。リーフスイッチは2枚の金属の板が接触するとONになるスイッチで、マイコンにフリップの「00:00」の位置を知らせる役割を果たしている。起動時に「00:OO」の位置にリセットし、電波で正しい時刻を受け取ると、初期位置を基準にフリップをめくっていくわけだ。最後に外側板をネジで取り付ければ本体は完成だ。

ts_patapata014.jpgts_patapata015.jpgts_patapata016.jpg リーフスイッチの取り付け(左)。外側版を取り付けたら(中)、本体“は”完成だ(右)

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