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単三形・単四形充電池を12本まとめて充電! 放電機能付き充電器橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2013年07月30日 16時40分 公開
[橘十徳,ITmedia]

 取材の前になるとデジカメやスマホ、PCなどさまざまな機器を充電する必要があり、これがけっこう手間がかかる。同時に複数の機器を充電しようと思うとコンセントの数も足りなくなるので困りものだ。そこで考えたのが、せめて単三形・単四形の充電池だけでも1台にまとめられないかということ。汎用電池はカメラのフラッシュやICレコーダー、ハンディGPS、サブカメラ、ワイヤレスマウスなどさまざまな機器で使っているので、これらの電池を一度に1つのコンセントで充電できればとても楽になる。

上海問屋の「単三・単四充電池対応 放電機能付き 充電池(12本用)」。横長のボディーで12本もの充電池を一気に充電する

 できるだけ多くの電池を一度に充電できる充電器を探したところ、見つけたのが、上海問屋で販売されている「単三・単四充電池対応 放電機能付き 充電池(12本用)」だ。12本の電池をまとめて充電可能で、液晶表示や放電機能も搭載しているし、なんといっても安い。送料を含めても3000円台前半で済む。

 これは欲しい!ということですぐに購入してしまった。単三形・単四形のニッケル水素充電池は今や身の回りのさまざまな機器に使用しており、自分的には使用頻度が極めて高いので、多少お金を支払っても充電の作業が楽になるのであれば十分元を取れる。

電池をセットしない状態ではなにも表示されず

 この充電器、単三形電池を横に12本並べてセットできるだけあって、さすがに大きい。サイズは240(幅)×140(高さ)×30(厚さ)ミリと横長なデザインで、重量は約300グラム。このほかにACアダプターが付属する。ACアダプターもコンパクトなタイプなので旅行にも持ち運べるだろう。

ACアダプターはコンパクト(左)。ACアダプターは本体側面に接続(中)。電源が入っていても電池をセットしていない状態だとなにも表示されない(右)

 本体のバッテリーホルダーにはカバーがなくシンプルだ。マイナス端子は単三形用と単四形用の2種類があり、スペーサーなどを使わずにどちらもセットできる。もちろん単三形と単四形を混ぜてセットして一度に放電・充電することもできる。

 本体にACアダプターを接続してコンセントに挿すと液晶ディスプレイが点灯するが、電池をセットしていない状態では青一色でなにも表示されない。この状態で充電池をセットすると、電池のイラストの左横に充電中を示す「CHG(チャージ)」というマークが表示されて、自動的に充電がスタートする。

電池を入れると「CHG」が表示される(左)。12本すべてをセットしたところ(右)

 充電中は電池の残量メーターが伸縮しながら点滅を繰り返す。残量メーターがもっとも縮んだ状態がその電池の今の容量を示しており、充電が進むにつれて残量メーターが伸びていく。メーターは三段階で、電圧などの数値は表示されないが、残量を1本ずつ確認できるのは便利だ。なお、充電が完了すると点滅が止まり、メーターが最大の位置を示したまま表示が止まる。

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