独自の振動板技術で“クラスを超える”、サエク&Dynamic Motion
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
サエク コマースは、「秋のヘッドフォン祭 2013」で韓国Dynamic Motionのカナル型イヤフォン「DM008」を国内販売すると発表した。11月1日から日本のみの先行販売を行う予定だ。価格は1万3440円と比較的手ごろながら、「サイズを超えた音」(サエク コマースの北澤慶太社長)を目標に開発したという。
Dynamic Motionは、30年以上にわたってダイナミック型スピーカーを手がけるODMメーカーだ。毎月2000万個ものユニットを生産し、世界中のヘッドフォンメーカーに納入している。その同社が初めて自社ブランドで販売するのが、今回の「DM008」となる。
「DM008」は、樹脂製ハウジングをベースとしながら、カバーには、アルミニウム素材を採用して不要な振動を抑制。アルミ素材が持つ高級感を生かしつつ、ケーブルから続くようにデザインされた「L/R」表記がしゃれた雰囲気を醸し出している。
より特長的なのは、DM008に採用された独自の「Power Dynamic Driver」だ。振動板の外周部にリング状のネオジウムマグネットを配置するというユニークな構造とし、振動板自体は8ミリ径ながら、一般的な10ミリ径ドライバーよりも大きなマグネットを使用できることになった。また振動板の素材自体も一般的なPETではなく、「理想的な音響特性を持つ高性能フィルムを使用している」。ちなみに素材は「秘密」だ。
またDM008の日本先行投入にあたっては、サエク側の協力で日本のオーディオ評論家と一緒に音質チューニングを行った。「目指したのは、クラスを超えた音作り。Dynamic Motionは、大手ユニットメーカーだけに振動板に使うフィルム加工装置や金型などの設備もそろっている。自社内で素早く精密に加工できるため、時間的、コスト的なメリットは大きい」(北澤氏)。1年間に渡るやりとりの末、高い解像度で、低域から高域まで帯域バランスに優れたサウンドを実現したという。
ほかにもあるオリジナルの振動板技術
このほかにもDynamic Motionはユニークな振動板技術を有している。例えば「Balanced Dynamic Driver」(バランス型ダイナミックドライバー)は、2種類の異なる素材を使用したフォーミング振動板を使った10ミリ径のドライバー。振動板に大きめの凹凸を設けてひずみを抑え、まるでバランスド・アーマチュア型のようなクリアな音を実現するという。
一方、楕円(だえん)形の振動板を採用した「Ergo Dynamic Driver」(人間工学的ダイナミックドライバー)は、コンパクトな形状で装着性を維持しながら、「円形の16ミリ径ドライバーに匹敵する音が出せる」という。
両社は今後、開発速度を早め、春頃には「DM008」の上位モデルとなるフルメタルボディーの製品を発売する計画。さらに「来年の今頃には、Balanced Dynamic Driverか、Ergo Dynamic Driverのいずれかを採用した製品を出したいと考えている」(北澤氏)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
防衛省の「クーラー300台」投稿動画でビックカメラのトラックが注目を集める 同社「販売用の在庫を迅速に提供」
-
2
「文スト」スマホゲーム、きょう告知→あす終了 突然のサ終にユーザー混乱 運営元の廃業で
-
3
ドコモ、ahamoを30→40GBに増量 8月1日から 料金据え置きの新キャンペーン
-
4
「楽天ドライブ」アプリから「データ漏洩」「ハッキングした」通知? 運営元「緊急調査中」「通知を開かないで」
-
5
イオンモール熊本のドローン捜索、状況を現場キーマンに聞いた 撮影を阻んだのは……
-
6
“ダサい”不評の「ドコモの銀行」、従来のアプリアイコン選択可能に 「ご意見・ご要望も踏まえ」
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
光学25倍ズームのソニー「RX10 V」はもう“レンズ一体型α” 1台で何でも撮れそうな万能感に浸れるぞ
-
9
“脳のゴミ”は鼻から捨てられていた? 老化で詰まる排出路、薬を鼻から投与で改善 韓国主導チーム研究
-
10
タムロン、ソニーからの買収提案認める 特別委員会を設置して検討
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR