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OPPO、新世代のビデオプロセッサを搭載したBDプレーヤー「BDP-103DJP」

» 2013年11月08日 22時20分 公開
[ITmedia]

 OPPO Digital Japanは、BDプレーヤー「BDP-103 Darbee Editon」(BDP-103DJP)を11月12日に発売する。価格はオープンプライスで、予想実売価格は8万8000円程度。初回出荷分はサポートの関係上から同社直販サイトにおける限定数のみとなる。

Photo 「BDP-103DJP」

 BDやSACDを含む幅広い光学ディスクに対応したユニバーサルプレーヤーの新製品。既存モデルの「BDP-103」をベースとしながら、画像処理チップを従来のMarvell製からSilicon Image製の「VRSクリアビュー・ビデオプロセッサー」へと変更。実際の人間の見方を基にした特許技術“両眼立体情報”を付加することで、2D/3Dを問わず映像の奥行き感をクリアに表現できるという「Darbee Visual Presenceテクノロジー」を搭載した。映像処理の強さは調整可能。ユーザーが好みに応じてカスタマイズできるという。

 また、4K(3840×2160ピクセル)アップスケーリング出力やDVDアップコンバージョン、2D→3D変換、24p出力なども搭載。2つのHDMI出力(v1.4a)を持ち、映像と音声の信号を個別に出力するなど、多彩な組み合わせが可能だ。

 背面には2系統のUSB端子を装備。USBメモリやUSB外付けHDDに保存したDSDデータやDSDディスク(DSDファイルを保存したDVDメディア)の再生に対応する。DSDデータはDSDIFFおよびDSF形式の2.8MHzまでサポートする。

 このほか、DLNAのDMP(プレーヤー)およびDMR(レンダラー)機能、Youtubeなどのインターネットストリーミングサービスにも対応スマートフォンなどで同機をリモート操作できるアプリ「Media Control HD 2」も提供予定だ。なお、製品には技術基準適合証明を取得済みの無線LANアダプターが同梱(どうこん)される。

背面にはアナログ7.1ch出力も用意。Dolby TrueHDおよびDTS-HD Master Audioをプレーヤー型でデコードして出力できる

 BDP-103DJPの発表と同時に、従来製品「BDP-103JP」の価格改定も発表された。こちらは為替レートの変動による原価上昇を受けたもので、12月1日より約5%の値上げが行われる予定だ(価格はオープンプライス)。

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