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魔法びんメーカーが開発した“真空スピーカー”

» 2015年02月17日 21時38分 公開
[ITmedia]

 魔法びんメーカーとして知られるサーモスから「真空ワイヤレスポータブルスピーカー」をうたうBluetoothスピーカーが登場した。ステレオタイプの「SSA-40S」、モノラルタイプの「SSA-40M」を3月6日から家電量販店や同社ECサイト「VECLOS」で販売する。

カラーバリエーションは4色

 魔法びんで培った真空技術を応用する新ジャンル商品ブランド「VECROS」(ヴェクロス)の第1弾。パイオニアが音響技術を提供し、世界初のスピーカーを作り出した。

 円筒形のエンクロージャーは高真空二重構造で、上面に40ミリ径のユニットを搭載。空気の振動を伝えない真空の特性を活かしてエンクロージャーから発生する雑音を効果的に遮断することにより、スピーカー本来のクリアな音を再現するという。

音のイメージ

 BluetoothはVer.3.0+EDR。プロファイルはA2DPとAVRCPをサポートした。A2DP使用時のコーデックはSBCとなる。

 本体サイズは52(幅)×61(奥行き)×94(高さ)ミリで、底面にあるリトラクタブル・スタンドで角度調整が行える。重量はモノラルタイプが約160グラム、ステレオタイプで約300グラム(接続ケーブルを除く)。両モデルともブラック、ホワイト、レッド、ブルーのカラーバリエーションを用意した。

リトラクタブル・スタンドで角度調整が行える

 価格はオープンプライス。店頭ではステレオタイプの「SSA-40S」が1万8000円前後、モノラルタイプの「SSA-40M」は1万円前後になる見込みだ。

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