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ラックスマン、全段真空管の増幅回路を採用したフォノイコライザーアンプ「EQ-500」アナログレコード復権

» 2015年03月13日 22時22分 公開
[ITmedia]

 ラックスマンは3月13日、近年盛り上がりを見せているアナログレコード再生において、より本格的な音質を楽しむためのフォノイコライザーアンプ「EQ-500」を発表した。全段真空管による無帰還CR型増幅回路を採用したのが特徴。価格は50万円(税別)で、4月下旬に発売する予定だ。

「EQ-500」

 今年創業90周年を迎えるラックスマンが満を持して投入するコンポーネント。回路特性はRIAA規格によるイコライジングカーブに徹しつつ、MCカートリッジ昇圧用トランスの内蔵に加え、使用するカートリッジの特性に合わせた負荷インピーダンスの可変機能や負荷容量の切り替えといった機能を搭載。「単に昔ながらの音源の雰囲気を味わうといった域を超え、アナログレコードに刻まれた音楽の息吹を、ユーザー自身の手によって引き出し尽くす最先端のツール」(同社)という。

リアパネル

 使用した真空管は「ECC83」4本、「ECC82」2本、「EZ81」1本。入力はアンバランス3系統、出力はバランス1系統とアンバランス2系統となっている。本体サイズは440(幅)×92(高さ)×397(奥行き)ミリ、重量は12.5キログラム。

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