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ファイナル、ヘッドフォンのフラグシップモデル「SONOROUS X/VIII」を10月末に発売63万円!

» 2015年10月15日 09時08分 公開

 S’NEXT(エスネクスト)は10月14日、final(ファイナル)ブランドのヘッドフォン「SONOROUS」シリーズにおける最上位モデル「SONOROUS X」(FI-S010BD3)と「SONOROUS VIII」(FI-SO8BD3)を発表した。価格はオープンプライス。市場想定価格は、SONOROUS Xが62万9000円前後、SONOROUS VIIIが38万8000円前後(どちらも税込)。10月末に発売する。

「SONOROUS X」(FI-S010BD3)

SONOROUS X

 SONOROUS Xは、シリーズ最上位モデル。筐体(きょうたい)は、アルミとステンレス切削品で構成され、チタン振動板の50ミリ径ドライバーユニットを搭載している。ドライバーユニットとフロントプレートを一体で作ることで、共振やたわみなど音質に有害な要素の排除を目指した。

構造イメージ

 独自のBAM(Balancing Air Movement)機構により振動板前後の圧力バランスを最適化、筐体内部からの空気漏れが起こらないようにシーリング処理を施した。同社は「低音と奥行きのある立体的な空間再生を実現。明瞭(めいりょう)で生々しいだけでなく、今までのヘッドフォンでは体験した事のない、実在感のある音に驚くだろう」としている。感度は105db、インピーダンスは16オーム。

 ケーブル部は90度回転式ロック機構付きの着脱式で、3メートルと1.5メートルの2本が付属する。重量は約630グラム。シリアル番号とライセンスキー付きのステンレス製保証カードが付属する。

「SONOROUS VIII」

(FI-SO8BD3)

SONOROUS VIII

 上位モデルSONOROUS Xと同様にBAM機構にチタン振動板、50ミリ径ダイナミックドライバーを採用した。筐体部がアルミではなく、シボ塗装仕上げの硬質ABSとステンレス切削品で構成した点と、フロントプレート一体型ドライバーユニットでないところがSONOROUS Xとの主な違いだ。感度は105db、インピーダンスは16オーム。

構造イメージ

 重量は約490グラム。ケーブル部は、90度回転式ロック機構付きの着脱式で、3メートルと1.5メートルのケーブルが付属する。

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