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» 2016年09月20日 21時04分 UPDATE

曲がっているから奥歯の奥まで届く――オムロンヘルスケアの電動歯ブラシ新製品

オムロン ヘルスケアは、音波式電動歯ブラシ「メディクリーン」の新製品として、屈曲したヘッドが特徴の「HT-B315」を発売する。「奥歯の奥にまで届く」(同社)という。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 オムロン ヘルスケアは9月20日、音波式電動歯ブラシ「メディクリーン」の新製品として、屈曲したヘッドが特徴の「HT-B315」を発表した。10月5日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では1万4800円前後になる見込みだ(税別)。

「HT-B315」。ヘッドに11°の角度が付いている
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 曲がったヘッドは、歯科医が使用するデンタルミラーをヒントに設計した。「顔の小さい日本人の歯列にフィットする角度を割り出した。角度は11°。それ以上になると逆に前歯が磨きにくくなる」(同社)。

人の口の模型でデモンストレーション

 独自のヘッドを実現した秘密は、新しいマイクロモーターの採用と、その取り付け位置だ。通常はハンドル部分にモーターが入っているが、HT-B315ではステムと呼ばれる“ブラシを取り付ける部分”に小型モーターを内蔵し、ヘッドに角度をつけることを可能にした。またブラシも従来機より約20%コンパクト化。「奥歯の奥にまで届く」(同社)という。

マイクロモーター。従来機のモーター(右)と比べるとかなり小さい
ブラシを取り付けるステム部分にモーターと偏心分銅を内蔵した
偏心分銅を横から見たところ。これによって動きに変化が生まれる

 同時に消費電力も下げることができたという。連続動作時間は約40分(1回2分の歯磨きで80回相当)と従来機の1.3倍だ。

 音波振動は最大毎分3万3000回。独自の偏心分銅(重心の偏った重り)によって共振運動を起こし、動きの異なる複数の動作モードを用意した。例えば、歯垢除去を目的とした通常モード「クリーンモード」では、音波振動が約2万2500回で、縦と横の振動を起こして“だ円”運動を行う。

3つの動作モードを備えた

 刺激の少ない「ソフトケアモード」は、毎分1万3000回と振動は少なめ。歯の側面に対し、平行に大きく運動することにより、歯のすき間から歯垢をかき出す仕組みだ。そして「ポイントケアモード」は最も振動数の多い毎分3万3000回。縦に大きく振れて歯に押し当てるような動きになる。

 「奥歯の寿命は(他の歯に比べて)10年短いと言われる。そして84%の人が奥歯の虫歯を経験している」(同社)。実際に同社が一般モニターを使って歯の磨き方を検証したところ、「歯磨きに自信がある、という人でも約8割が奥歯に磨き残しがあった」という「電動歯ブラシは回転数や歯垢除去力などの面で進歩しているが、今後はケア別の動作モードや形状が求められるのではないか」(同社)

下位モデルの「HT-B313」
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 なお同社では、動作モードを2つに絞り(ソフトケアモードを省略)、付属ブラシを2つにした「HT-B313」もラインアップしている。こちらもオープンプライスで、店頭では1万1800円前後になる見込みだ。

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