アウトドアに欠かせない、タフデジカメ。簡単にいえば、防水で防塵で衝撃や寒さにも強くて……つまり水に浸かろうが水中だろうが砂嵐にあおうが多少ぶつけようが吹雪にあおうが壊れず、そんな中でもしっかり画像記録を残せるようなカメラだ。
って書くと冒険家用っぽいけど、普通の人でもキャンプにいったりトレッキングしたり海へ遊びにいくわけで、特に水辺に持っていくときは水にも潮風にも強いアウトドアカメラはいい。
その代表モデルがオリンパスのTG。最上位モデル「TG-4」の後継として最新モデル「TG-5」が登場した。最上位モデルならではの撮影性能に加えて、あらたにフィールドログ機能が付き、よりアウトドアに欠かせないカメラになったわけである。
特徴を3つにまとめると
というコンデジである。
TG-5はタフさをアピールするちょっとゴツいデザインで、それがまたカッコいい。性能と見た目が一致するってのは大事。
で、アウトドアコンデジの多くが、レンズがボディの端っこについているのに対し、TG-5はしっかり中央についていてデザイン的なバランスもいい。
で、このレンズ、25-100mm相当の4倍ズーム。屈曲光学系を採用しており、使用時もレンズはせり出てこない。
水中では画角が狭くなることを考えると、25mmスタートの広角系ズームはよい。
アウトドア用のカメラはどうしてもレンズを外に出せないので光学系に無理が出るし、前面に保護ガラスが必要だしで画質面で不利ではあるが、広角端でF2.0と明るいレンズを用い(望遠端はF4.9)、画素数も1200万画素と前モデルよりちょっと落とした分、1/2.3型を使った割には画質はいい。
特にアウトドアでは日陰だったり水中だったりちょっと暗い場所での撮影も増えるのでディテールの描写より高画質側に振った設計は大歓迎だ。
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