インタビュー
» 2017年09月03日 06時00分 公開

“攻め”のウォークマン「A40」――外音取り込みにMQA再生も (1/3)

ソニーが「IFA 2017」でハイレゾ対応ウォークマンの新しい入門機「A40」シリーズを発表した。ソニーでウォークマンの設計に携わる大庭亮氏に本機の特徴を聞いた。

[山本敦,ITmedia]

 ソニーはドイツ・ベルリンで開催されているエレクトロニクスショー「IFA 2017」でハイレゾ対応ウォークマンの新しい入門機「A40」シリーズを発表した。ソニーでウォークマンの設計に携わる大庭亮氏に本機の特徴を詳しく聞いた。

ソニーでウォークマンの設計を担当する大庭亮氏にインタビューした

 ハイレゾ対応ウォークマンのエントリークラスにあたるAシリーズは、2014年に最初のモデルである「NW-A10」シリーズが発売されて以来、毎年着実なステップアップを遂げてきた。ハイレゾ対応のAシリーズとしては4世代目となる「NW-A40」は、昨年発売された「NW-A30」シリーズと基本のデザインを変えずに、3.1型のタッチパネル液晶とハードキーによるハイブリッドタイプのUIを採用している。その理由は「A30シリーズのタッチパネルとハードキーをミックスした操作、画面のサイズ感などが好評だったから」であると大庭氏が説明する。タッチ操作の反応もキビキビとしていて、十時方向へのスワイプで画面が切り替えられるメニュー配置については、新機能を追加したこと以外に大きな変更はない。

新しいハイレゾウォークマンの入門機「NW-A40」シリーズ

 代わりに本体のカラーバリエーションは淡いミディアムトーンの色彩に変更されている。ムーンリットブルー、ペールゴールド、グレイッシュブラック、トワイライトレッド、ホライズングリーンの5色は、それぞれに20代後半〜30代前半の“ミレニアル世代”と呼ばれる女性層にフォーカスして、ファッションや身に着けるアイテムと自然に溶け合う色合いをコンセプトとしている。IFAで同時発表されたヘッドフォン/イヤフォン「h.earシリーズ」の新モデルとカラバリを合わせ込んだことを強調するディスプレイとなっていた。

新しいh.earシリーズと色味を合わせた

 ウォークマンには専用イヤフォンの有無によって異なるラインアップがある。現行モデルのNW-A30シリーズはイヤフォンを同梱(どうこん)せず、直販サイトでは2万630円(税別)で購入できるお手頃感がヒットしたオーディオプレーヤーだが、新しいNW-A40も16GBの内蔵メモリーを搭載するモデルに、イヤフォンを同梱しないモデルがラインアップに加わることになりそうだ。欧州、および日本国内での導入が決定されているようだが、価格は検討中ということで発表は行われなかった。

側面にmicroSDカードスロットを搭載。内蔵メモリーは16GB
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