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スパム攻撃のスクリーンセーバ提供中止

» 2004年12月04日 09時20分 公開
[ITmedia]

 スパムサイト攻撃で論議を呼んでいたスクリーンセーバの配布が中止されたようだ。Lycos Europeが配布に使っていた「Make LOVE not SPAM!」のサイトは米国時間の12月3日現在、「STAY TUNED」(引き続き注目を)のメッセージとロゴのみが表示され、スクリーンセーバの提供を行っていない。

 このスクリーンセーバはコンピュータの空き時間を利用してスパムサイトにDDoS攻撃を仕掛けるもので、Lycos Europeが1日に正式に立ち上げた。攻撃を受けて実際に複数のスパムサイトがダウンしたり、レスポンスの低下が報告されている。

 しかしMake LOVE not SPAM!のサイト自体もアクセス集中が原因と見られる現象で一時つながらなくなるトラブルが発生。セキュリティ専門家などからは、スパマー直接攻撃は間違いだとする批判の声が上がっていた。

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