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» 2004年12月07日 18時49分 UPDATE

内視鏡手術をストリーミングでeラーニング

内視鏡(腹腔鏡)手術の技法などをFlashアニメやストリーミングで解説する外科医向けWebサイトがオープンした。

[岡田有花,ITmedia]

 大阪医科大学が中心になって設立したNPO法人・ウェブサージ研究会はこのほど、内視鏡(腹腔鏡)手術の技法などをFlashアニメやストリーミングで解説する外科医向けWebサイト「WebSurg JAPAN」をオープンした。会員登録すれば無料で利用できる。

 フランスで2001年にスタートした外科医向けeラーニングプログラム「WebSurg」の日本語版。内視鏡手術をはじめとした手術の技法や器具について、Flashアニメを交えて解説しているほか、実際の手術を撮影したビデオをストリーミングで視聴できる。

yu_websurg_01.jpg 器具の解説。器具はFlashアニメで動く
yu_websurg_02.jpg 手術映像をストリーミング配信

 WebSurgのコンテンツを日本語化して順次掲載するほか、「生体肝移植」「腹腔鏡下大腸がん手術」「腹腔鏡下胃がん手術」といった国内独自コンテンツも掲載した。今後は、手術形式に対する専門家の意見や、症例報告などを順次追加する予定だ。

 内視鏡手術は、体内に差し込んだ細長い筒の先端に取り付けた小型のビデオカメラ(内視鏡)が映し出す映像をディスプレイで確認しながら、別の筒の先端に取り付けた小さなメスや鉗子で手術するもの。切開範囲が小さいため患者への負担が少なく、治りが早いのが特徴だが、高度な技術が必要。熟練した医師の数が少なく、教育システムの確立が必要とされてきた。

 同サイト責任者で大阪医大一般・消化器外科の谷川允彦教授は「ネット上のeラーニングなら場所や時間を問わず学習できる。技術向上に役立ててもらい、内視鏡手術の医療事故を防止したい」と狙いを語った。

 同大の馬渕秀明学内講師は「内視鏡手術は技術の進歩が早く、紙の教科書では追いつかない。ネットなら、新技術の解説をリアルタイムに更新できる」と、eラーニングのメリットを強調した。

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