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Rambus、メモリ特許訴訟をDDR2に拡大

» 2005年01月26日 18時47分 公開
[ITmedia]

 米Rambusは1月25日、DDR2メモリメーカーを相手取り、カリフォルニア州北地区連邦地裁に特許侵害訴訟を起こしたことを明らかにした。

 訴状ではHynix Semiconductor、Nanya Technology、Inotera Memories、Infineon Technologiesが被告として挙げられている。Rambusはこれら企業のDDR2メモリデバイス、GDDR2・GDDR3グラフィックスメモリデバイスが同社の特許18件を侵害していると申し立てている。

 「調査会社は今年DDRからDDR2への移行が急速に進むと予測している。また公記録に既に当社の特許が侵害されている強力な証拠があることから、今回の動きに踏み切り、2000年8月以来の新たな特許訴訟を起こした」とRambusの上級副社長兼法務顧問ジョン・ダンフォース氏は発表文で述べている。

 同社は2000年にInfineon、Hynix、MicronのDRAM製品が自社の特許を侵害したとして訴訟を起こした。この訴訟は今も続いており、先週には米地裁が、Hynixによる29件の特許侵害を認める略式判決を下している(1月21日の記事参照)

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