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日立、リストバンド型無線センサーを開発

» 2005年12月26日 19時07分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は、身につけることで脈拍や心拍数などを送信できるリストバンド型無線センサーを来年1月に発売する。建物内の温度や湿度などを検知できるポータブル型も発売し、センサーを社会インフラとして活用する「センサーネット」の普及を進める。

photo リストバンド型(右)とポータブル型

 「AirSense」シリーズとして発売する。リストバンド型は、最小レベルの1.5センチ角基板にセンサーとマイコン、無線通信機能を集約。高齢者の健康を家族や医者が遠隔地から把握するといった用途に活用する。ポータブル型は、厨房や食品倉庫の空調管理などへの応用を想定している。

 それぞれワイヤレス化することで設置を容易にしたほか、移動体への装着も可能になるなど、応用範囲を広げた。

 リストバンド型、ポータブル型とも、ゲートウェイやモニターソフトなどを含む一式の価格が94万5000円(税込み)。

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