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VAIOと、初めて買ったグローブの共通点

» 2006年05月22日 20時17分 公開
[ITmedia]

 先週のアクセストップは、フラッシュメモリを搭載した超小型PC「VAIO U」に関する速報記事。5位にもVAIO Uに関する記事が入った。

 VAIO Uは、スライド式キーボード一体型の黒いボディで、ウィルコムの「W-ZERO 3」をほうふつとさせるデザインだが、開発はW-ZERO3が出るかなり前から行っていたといい、「W-ZERO3を見て『やはり同じことを考えていたか』と思ったくらい」とVAIO事業部門の石田佳久部門長は話す。

 石田部門長はVAIOシリーズの開発スタンスを「Pride of Ownership」と表現する。それは例えば、「小学生のころ、少ない小遣いを貯めて、初めてグローブを買った時の喜びのようなもの」――野球少年だったという石田部門長は、30数年前という小学生時代を振り帰ってそう話す。

 持っているだけで嬉しく、自慢できて、ちょっと高価――最近のソニー製品から薄れつつあったそんな要素を、VAIOは取り戻そうとしているようだ。

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