米Cisco Systemsと、ワイヤレスサービスプロバイダーの米DHB Networksは10月6日、米オハイオ州ダブリン市(人口約3万9000人)全体に、Wi-Fiネットワーク構築を進めていると発表した。
DHBはCiscoのメッシュ技術を核として屋外にWi-Fiネットワークを構築、ダブリン市の既存の光ファイバーネットワーク「DubLink」につなぐ。ダブリンの警察や市関係者は、専用のワイヤレス帯域を使い、交信することができる。
DHBは「Airwirz」ブランドで地元企業や消費者にワイヤレス接続サービスを提供するほか、その他のISPが利用できるよう契約を結ぶ予定だ。
ネットワーク敷設の第1段階として、それぞれ4平方マイルの範囲をカバーするアクセスポイントを、市の建物と街灯に設置する。また市が所有する巡回車「Mobile Command Post」にCiscoのルータを設置、市内各所に設置された監視カメラの映像をワイヤレスで転送できるようにする。
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