PCI標準化組織のPCI-SIGは10月9日、シリアル転送インタフェース規格PCI Expressの次世代仕様「PCI Express 2.0」のリリース候補(revision 0.9)を、評価用としてPCI-SIGのメンバー企業に提供開始したと発表した。
新仕様は、現行のPCI Express 1.1との互換性を保ちつつ、データ転送速度はPCI Express 1.1の2.5Gbpsから、2倍の5Gbpsへと高速化される。またCard Electromechanical(CEM) 2.0(revision 0.5)仕様の評価も行われている。
策定が進行中の仕様としては、I/Oデバイスの仮想化、共有を実現する「Address Translation Services(ATS)」のドラフト規格(revision 0.9)が評価中。同じく評価中の「PCI Express Cable」仕様(revision 0.9)は、最長10メートルのケーブルで、2.5Gbpsのデータ転送をサポートする。
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