「不法労働者のサンタクロース、お断り」――ペンシルベニア州ヘイズルトンへのサンタ訪問を禁止するサイトが新設された。
実はこのサイトは、2006年7月に同市の議会で可決された不法移民取締強化法を強烈に皮肉ったもの。同法案は、不法移民を雇用したり、不法移民に住居を賃貸した場合、事業主や家主を罰するという内容だ。同市のルー・バーレッタ市長は強硬な不法移民反対派として知られる。
サイトのプレスリリースには「サンタは米国人でもなければ、合法的な住民でもない。1人で働かず、数万人のエルフを使うのは、スウェットショップ(労働搾取工場)、または奴隷労働といえるだろう。このことによって米国人の職を奪っている」といった内容が、皮肉たっぷりに書かれている。
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