Microsoftの「Word」「Excel」の生みの親であるチャールズ・シモニー氏が国際宇宙ステーション(ISS)に向けて飛び立った。民間宇宙旅行を手掛ける米Space Adventuresが4月7日、明らかにした。
同氏が搭乗したソユーズTMAはこの日、カザフスタンのバイコヌール宇宙センターで打ち上げられた。これで同氏は世界で5番目の民間宇宙飛行士となった。ISS第15次探索隊とともに、同氏は13日間のミッションに参加する。
打ち上げ当日の朝、シモニー氏は特設サイトCharles in Spaceのブログに次のように記している。
「バイコヌールの朝は美しい。よく眠れたし、バイタルサインは絶好調だ。家族や客が訪ねてきてくれて楽しかった。彼らは先に発射台とロケットを見に行って、少しにわか雨があってその後にきれいな虹が出たと教えてくれた。打ち上げが楽しみだ」
同氏はISSで10日間を過ごし、その間実験を行ったり、アマチュア無線信号で高校生と話をしたり、Cosmonautics Dayを祝してステーションクルーに「グルメ宇宙食」をプレゼントする。また同氏はCharles in Spaceで自身の体験を毎日ブログやビデオで報告する。
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