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MS、「Vista効果」で過去最高の利益

» 2007年04月27日 07時45分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftが4月26日発表した同社第3四半期(1〜3月期)決算は、「Windows Vista」の販売開始の影響を受け、売上高は前年同期比32%増の144億ドル、純利益は同65%増の49億3000万ドル(1株当たり50セント)で、過去最高を記録した。

 1〜3月期決算には、2006年中に提供されたVistaへのアップグレードプログラムによる売り上げが反映されており、売上高を16億7000万ドル、純利益を11億4000万ドル押し上げる形となった。

 事業別では、Windowsを担当するクライアント部門で、前年同期を67%上回る売り上げを計上。サーバ&ツール部門も好調で、売上高は同15%増となった。

 4〜6月期の見通しについて同社では、売上高を131億〜134億ドル、1株当たり純利益を37〜39セントとみている。

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