新VIERAは「フルHDビッグバン」 37Vに液晶投入
松下電器産業は、薄型テレビ「VIERA」の新機種を9月1日に発売する。全機種フルハイビジョン(1920×1080ピクセル)対応で、65V~42V型の6機種はプラズマ、最小の37V型は液晶で展開。「37V以上はプラズマ」としていたこれまでの姿勢を転換し、拡大するフルHDへのニーズを取り込んでいく。
家電やインターネットと接続する機能「VIERAリンク」も強くアピール。ドアフォンと接続して戸外の映像を確認できる機能などを追加し、「“VIERAにリンク”をリビングの外に広げたい」としている。
プラズマは上位の「PZ750シリーズ」4機種(65V、58V、50V、42V)と、エントリーモデル「PZ70シリーズ」2機種(50V、42V)。液晶は37V型「TH-37LZ75」で、それぞれ9月1日に発売する。
「まさにフルハイビジョン・ビッグバン」――同社マーケティング本部の西口史郎本部長は、フルHDへのニーズの拡大をこう表現する。同社の調べによると、2007年5月に販売された37V型以上の薄型テレビで、半数以上がフルHDモデル。「テレビ放送もビデオカメラもフルHD化が進んでいる」とし、フルHD化推進で拡大するニーズに応える。
同社は従来から「37V以上はプラズマ、それより小さいサイズは液晶」という戦略を採ってきたが、今回初めて、37Vを液晶にしてラインアップを構成する。「37Vプラズマは4月に発表し、好評なので製造を続けるが、37VフルHDは液晶で作っていく」という。
同社のプラズマでは、フルHDモデルは42Vまで。西口本部長は「大画面テレビ市場は42V以上に移ってきている」とし、「薄型テレビの主力は42V」という見方を改めてアピールした。
「VIERAにリンク」をリビングの外に
「“VIERAにリンク”をリビングの外にも」――テレビとデジタル家電などをネットワークでつなぐ「VIERA Link」のPRも積極化する。上位機種ではテレビを見ながらテレビドアフォン「どこでもドアホン」の映像を表示できるようにし、接続できる家電を拡張。テレビ向け映像配信「アクトビラビデオ」でビデオオンデマンド(VOD)を楽しめる点も訴求していく(関連記事参照)。
テレビCMには従来通り小雪さんが出演する。「VIERAにリンク」をPRする専用CMも別に作成し、小雪さんと、妹役として新たに綾瀬はるかさんが登場する。
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