ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

IBMのSystem p575、北京オリンピックの天気予報システムに採用

» 2007年08月17日 08時46分 公開
[ITmedia]

 米IBMは8月16日、北京市気象局(BMB)が、IBMの新しいスーパーコンピュータ「IBM System p575」を、天気予報および大気清浄度管理の目的で導入すると発表した。System p575はBMBの現在の天気予報システムの10倍の計算能力を持ち、最高4万4000平方キロの範囲で、1平方キロごとの天気予報を1時間おきに提供することができるという。

 BMBは北京オリンピック開催に向けて新スパコンを導入、期間中およびその後の北京周辺の天気予報に役立てる。

 BMBが導入する80ノードのSystem p575はPOWER5+マイクロプロセッサを搭載、ピークパフォーマンスは9.8テラフロップス(TFLOPS)という。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.