MVNO(仮想移動体通信事業者)のBlykは9月24日、広告ベースのモバイルサービスを英国で開始すると発表した。同社はNokiaの元社長ペッカ・アラ‐ピエティラ氏とアンティ・オーリング氏が2006年に設立したベンチャー企業。
ターゲット層は16歳から24歳。広告を収益基盤とするため、ユーザーは毎月43分まで無料で通話でき、テキストメッセージも217通まで無料で送ることができる。サービス加入契約を結ぶ必要はない。
登録ユーザーはBlykから無償でSIMカードを手に入れ、手持ちの携帯電話に差し込むことで利用可能になる。
Blykはユーザー登録時の質問とSMSからの情報により、広告主が広告表示の的を絞れるようにする。また広告主は質疑応答方式でユーザーとやりとりすることができ、これらのコミュニケーションをキャンペーンなどに役立てることができる。サービス開始時で、Blykは40社以上と広告契約を結んだという。
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