米Microsoftは9月26日、Web検索サービス「Live Search」を刷新したと発表した。
今回の刷新は、中核検索技術の改善と、エンターテインメント、ショッピング、地域情報などの特定分野を対象とした垂直型検索の改良を中心としている。
前者に関しては、検索インデックスの大きさを4倍にし、検索アルゴリズムを強化。インタフェースもすっきり見やすくした。またスペルミスやストップワード(検索対象から除外される言葉)、句読点、同義語などのよくある問題に対して、検索ユーザーの意図を予測する技術も改善した。予測したユーザーの意図に合わせてクエリーを変更することもあるという。
新しいWebデータ抽出モデルによって、Webから製品(評価、レビューも含む)、企業(所在地や連絡先、営業時間なども含む)、有名人(画像やビデオなども含む)などの情報を引き出すことも可能になった。Answersプラットフォームも改良し、天気や画像、スポーツなど、ユーザーが具体的な事実や答えを求めるクエリーに対しては、各分野に特化した答えを提供する。
またユーザーの検索の最高40%はエンターテインメント、ショッピング、医療、地域情報のカテゴリーに入ることから、新しいLive Searchではこれら分野の垂直型検索を強化したという。
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