ニュース
» 2007年12月04日 19時39分 UPDATE

「楽天ギフト」オープン ドロップシッピング形式で

楽天がギフト専門ECサイト「楽天ギフト」を開設した。楽天が商品を仕入れて店舗から発送するドロップシッピングの仕組みを取り入れた。

[岡田有花,ITmedia]
画像 楽天ギフト。楽天市場のごちゃごちゃしたイメージとは離れたシンプルなデザインに。「結婚祝いワンポイントアドバイス」などギフト関連のコンテンツも収録した

 楽天は12月4日、ギフト専門ECサイト「楽天ギフト」を開設した。誕生日や結婚・出産祝いなど「メモリアルギフト」と呼ばれるギフトに特化したサービスで、ラッピングなどで一定の基準を満たした店舗の商品のみを扱い、基本的に定価で販売する。

 出店店舗が販売主体となる楽天市場と異なり、ドロップシッピングの仕組みを活用した。楽天が販売主となり、受注に応じて各店舗から商品を仕入れて販売する。

 楽天市場は「中元・歳暮といったフォーマルギフトには強いがメモリアルギフト需要は取り込めていない」(同社の小林正忠執行役員)といい、まずはクリスマスギフトから需要を開拓。将来は楽天市場の通常店舗も、楽天ギフトの仕組みを取り入れ、ギフト対応できるようにする。

まずは伊勢丹など25ブランドから

画像 出店店舗は、商品がどの年代に向いているか、男性向けか、女性向けかといった情報を入力。ユーザーが贈る相手の年齢や性別を入力すれば、店舗のおすすめアイテムを把握できる

 開設当初は伊勢丹やamadana(リアル・フリートの家電ブランド)など25ブランドの、インテリア雑貨やデザイン家電などギフトに向いた商品約1200点を販売。参加店舗や商品数は順次増やしていく。ラッピングやのし、カード付きで、基本的に定価で販売し、「楽天市場の価格競争と一線を画す」(同社ぬいぐるみカード事業部の笠井佑子事業部長)としている。

 ネットの特性をいかしたサービスも充実させた。メールアドレスは分かるが住所が分からない相手に対して、メールで住所を聞いた上で発送できる機能、1つのプレゼントを複数人の割り勘で贈る機能、贈り手がプレゼントしたい商品リストと、受け手が欲しい商品リストをマッチングさせる機能、プレゼントする相手の年齢や性別を入力すれば、おすすめアイテムを教えてくれる機能――などを備えている。

ギフト需要を取り込みたい

 楽天市場全体の売上高は、国内消費の約1%を占めているというが、個人ギフトの分野は弱く、ギフト消費全体の0.3%程度をカバーするにとどまる。新サービスで「ギフトも楽天から安心して送れる」とアピールし、その割合を1%程度まで高める狙いだ。

 将来は、楽天ギフトの仕組みを楽天市場の店舗にも導入し、楽天市場の店舗全体でギフト対応できるようにする計画だ。

関連キーワード

楽天 | 楽天市場 | ドロップシッピング


Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -