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モバゲー、「未成年はミニメール使用制限」など新ルール

» 2007年12月11日 21時01分 公開
[ITmedia]

 ディー・エヌ・エー(DeNA)は12月11日、携帯電話向けゲーム&SNSサイト「モバゲータウン」で、未成年ユーザーのミニメール(モバゲー専用Webメール)利用を制限したり、監視体制を強化すると発表した。モバゲーでの出会いがきっかけで青少年が犯罪に巻き込まれることなどを防止し、健全性維持につなげるとしている。

 12月20日から、13歳未満のユーザーのミニメールの利用を禁止する。18歳未満のユーザーは、ミニメール送受信相手を、年齢が前後2歳までに制限。年の離れたユーザーとのやりとりができなくなる。

 メールアドレス交換はこれまでも禁止してきたが、監視システムを強化して禁止を徹底。サイトのパトロール体制も強化し、来年春までにパトロール員を現在の3倍・約300人に増員する。

 健全化に向けた取り組みを説明するページや、安全に利用するための注意事項をまとめたページをこのほど公開した。

 同サイトは10代のユーザーが多く、これまでサイト外で会うことを禁止したり、違反を見つけたらユーザーが通報できる機能を導入するなどしていたが、モバゲーを通じて出会ったユーザー同士がサイト外で会うケースは多く、モバゲーがきっかけで知り合った30歳の男に16歳の女子高生が殺される――という事件も起きている。

 また10日には、携帯電話・PHS事業者4社が「有害サイト」のアクセスを制限するフィルタリングサービスについて、未成年者は原則加入とする方針を発表している(関連記事参照)

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