大手レーベル、Baiduなど中国企業を提訴
国際レコード連盟(IFPI)は2月4日、大手レーベルが中国の大手検索エンジンを著作権侵害で提訴したことを明らかにした。
訴えを起こしたのはUniversal Music、SONY BMG Music Entertainment、Warner Music Hong Kongの3社。北京の第一中級人民法院に訴状を提出し、中国最大手検索エンジンBaidu(百度)に楽曲の著作権を侵害されたと申し立てた。Baiduが広告収入を増やすことを目的に、第三者のWebサイトに掲載されている大量の楽曲の違法コピーに「ディープリンク」を張ってユーザーに提供していると主張し、裁判所に違法楽曲へのリンクを削除させる命令を下すよう求めている。
これとは別に、上記レーベル3社に加えGold Label Entertainmentは、同様のサービスを提供している中国の検索エンジンSohu、およびその子会社Sogouに対して訴えを起こした。Sogouはレコメンデーションやチャートによって著作権侵害を奨励し、SohuはSogouを介してディープリンクサービスを提供していると主張している。Sohuは北京五輪の公式スポンサー。
IFPIは2006年に同様の理由でYahoo! Chinaを訴え、2007年12月に高等人民裁判所は、このようなサービスは著作権を侵害しているという判決を下した。この判決にもかかわらず、被告企業らは侵害行為を続けていると同団体は批判している。さらに同団体は、Yahoo! Chinaが12月の判決に従っていないとして、強制的に判決に従わせるよう裁判所に申し立てた。
「中国の音楽業界はIT企業と提携したいと考えているが、組織的な音楽の窃盗を基盤に提携関係を築くことはできない。このため、さらなる措置を取らなくてはならなかった」とIFPIの会長兼CEOジョン・ケネディ氏は述べている。IFPIによると、中国内で配布されている音楽ファイルの99%以上は違法コピーだという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「楽天銀行から数百万が勝手に移動」「残高が0に」……楽天証券のシステム不具合、連休中に発生
-
2
「クリスタ」素材、大量非公開でユーザー混乱 人物だけでなくペンや公式素材まで セルシス「誤判定もあった」が……
-
3
台風25号で“地下神殿”また稼働 雨水が流れ込む動画公開 今年度7回目で過去最多に
-
4
大雨で「首都圏外郭放水路」稼働 濁流が“地下神殿”を満たすまでの動画公開 国交省
-
5
JCOM障害「インターネットが使えない」 サポート窓口もつながりにくく
-
6
NTT東西が「にじさんじ電報」発売 ポップアップ台紙にはライバーの複製手書きメッセージ
-
7
楽天証券、追加認証の必須化で一部にトラブルか 「無限ループ」「ログインできん」
-
8
「モンスト」キャラの声をAI生成、MIXIのニュース紹介企画に批判続出 実施見合わせへ
-
9
J:COM「ネットつながらない」障害、約9時間で復旧 原因は「調査中」
-
10
ゼロから声を作れる音声生成モデル「Gemini 3.8 Flash TTS」公開 「Gemini Notebook」でも利用可能に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR