ルネサステクノロジは3月25日、マイコン生産能力拡大に向け、中国・北京の半導体後工程工場に約40億円を投じて新棟を建設すると発表した。2008年度中の稼働を予定。4年後の生産個数は現在の倍となる月産1億個を見込み、マイコン後工程拠点としては世界最大級となる。
中国のマイコン市場強化と、ボリュームゾーン製品の海外生産シフトの一環。新棟は北京のRenesas Semiconductorに建設し、生産面積は現在の1万8000平方メートルから2万9000平方メートルに拡張する。蘇州拠点と合わせた現在の生産能力は月産7000万個だが、2012年度には月産1億4000万個に引き上げる計画だ。
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