ノルウェーのブラウザメーカーOpera Softwareは3月28日、最新Web標準テストに合格したOperaブラウザのプレビュー版をリリースした。
同社は先週、Operaのリファレンスビルド(社内テスト用のバージョン)がWeb標準への準拠度を測る最新テストAcid3で満点を取ったと発表した。これを受け、このリファレンスビルドのWindows版「WinGogi Desktop」とLinux版「LinGogi Desktop」をリリースした。デスクトップOperaと同じ機能を備えるが、一部のセキュリティ関連機能がないため、通常のWebサーフィンに利用するのは勧めないとしている。
リファレンスビルドはAcid3の100問のミニテストで満点を取り、規定の図がレンダリングできるが、正式な合格にはさらにアニメーションがスムーズであることが必要となる。Operaは、アニメーションのスムーズさはハードの性能によるところもあるが、現行ハードで完ぺきに合格するには、少なくとも2件のテスト結果を改善する必要があると述べている。
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