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Second Life、3Dconnexionの3Dマウスをサポート

» 2008年04月04日 08時17分 公開
[ITmedia]
SpaceNavigator

 米Logitech(日本法人はロジクール)傘下の3Dconnexionは4月3日、同社の3Dマウスが、仮想世界「Second Life」で利用できるようになると発表した。4月半ばから、Second Lifeのプラットフォーム「Second Life Grid」が3Dconnexionの「SpaceNavigator」をはじめとする3Dマウス製品ラインをサポートし、Second Lifeのユーザーは、アバターの移動や飛行、オブジェクトのデザインなどの操作をより直感的にコントロールできるようになるという。

 従来のマウスが2次元の動きをコントロールするのに対し、3Dconnexionの3Dマウスは3次元環境での動作を簡単に操作できる。Second Life内では、3Dマウスの「コントロールキャップ」を持ち上げたり、押したり、回したりしてアバターを滑らかに操作でき、飛行モードでコントロールキャップをひねることで、カメラビューを直感的にコントロールできるという。アバター操作と飛行モードの切り替えは、キーボードを使わずにボタン1つでできる。オブジェクトを設計する「ビルド」モードでは、パン、ズーム、回転などの操作を行って3Dオブジェクトをさまざまな角度から見ることができる。

 Second Lifeの開発・運営を行う米Linden Labは、「Second Lifeでは、自由に動きまわれるということは非常に重要な要素」とコメント。「3Dconnexionの3Dマウスは、Second Lifeの住人の熱中度を高めることができる」としている。

 3Dconnexionの3Dマウスは、SpaceNavigator Personal Edition、SpaceNavigator Standard Edition、SpaceTraveler、SpaceExplorer、SpacePilotで、いずれも大手オンライン小売店で販売中。Windows 2000、Windows XP、Windows Vista、Macintosh OS X 10.4.6対応のSecond Life Gridがこれらの3Dマウスをサポートする。

 3Dconnexionの3Dマウスは、Adobe Photoshop CS3 ExtendedやAcrobat 3D、Google Earth、Microsoft Virtual Earthなど、既に120以上の3Dアプリケーションでサポートされている。

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