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3月の米Webサイト利用、メジャーリーグ開幕を前に関連サイトの利用増

» 2008年04月15日 08時14分 公開
[ITmedia]

 調査会社の米comScoreは4月14日、3月の米Webサイト利用動向を発表した。

 前月比のユニークビジター数の伸びが最も高かった分野はエンターテインメント・ラジオ関係で、27%増。中でも、AOL Music(2190万人)、Yahoo! Music(2080万人)、Clear Channel Online(1100万人)などが多くのビジターを獲得した。また、全米大学体育協会(NCAA)の男子バスケットボールトーナメント(通称「March Madness」)開催の影響で、オンラインギャンブル関連サイトがエンターテインメント分野の3位にランクイン。前月からビジター数を14%伸ばしている。

 ユニークビジター数の伸びをサイト別にみると、最も伸び率が高かったのはオンライン電話帳サービスのYellow Book Networkで54%増。comScoreでは、addresses.comとの提携による効果の表れとみている。3月25日のメジャーリーグ開幕の影響で、公式サイトのMLB.comへのビジター数が前月から50%増え、サイト別伸び率で2位となっている。

 総合の米Webサイト訪問者ランキングでは、1〜3位は引き続きYahoo!、Google、Microsoft。大学バスケットやメジャーリーグの影響で、スポーツ情報のESPNが前月から順位を12位伸ばし、34位となっている。

米Webサイト訪問者ランキング(2008年3月)
順位 サイト(運営主体) ユニークビジター数(単位:千人)
1 Yahoo! 139,518
2 Google 137,480
3 Microsoft 121,013
4 AOL 111,832
5 Fox Interactive Media 88,284
6 eBay 81,874
7 Wikipedia 58,705
8 Amazon 58,683
9 Ask Network 55,437
10 Time Warner(AOL除く) 55,108
- 米インターネットユーザー合計 188,010
自宅、オフィス、大学での使用(資料:comScore Media Metrix)

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