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» 2008年07月15日 07時00分 UPDATE

ワンセグエリア放送をネット経由で任意の場所に KDDI研、ワンセグIP/RF変換技術

特定地域に限って配信する「ワンセグエリア放送」を、IPネットワークを経由して任意の場所で展開できるようにする送信システムをKDDI研究所が開発した。

[ITmedia]

 KDDI研究所は7月14日、特定地域に限って配信する「ワンセグエリア放送」を、IPネットワークを経由して任意の場所で展開できるようにする送信システムを開発したと発表した。全国規模で展開する店舗への同報配信など、ワンセグエリア放送サービスの新しい形態での展開が期待できるとしている。

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 ワンセグコンテンツを遠隔地にIPネットワーク経由で配信し、ワンセグ信号にリアルタイム変換する「ワンセグIP/RF変換技術」を新開発した。誤り訂正機能により、1チャンネル当たり500Kbps以下ながら伝送品質は高く、暗号化により安全性も高いという。遠隔地用の送信機には、ネットワークで生じるパケット到着間揺らぎを吸収する機能や周波数同期回路を実装。高品質のワンセグ信号を送信できるとしている。

 IPネットワークに接続可能であれば、どこでもワンセグ放送を展開できるようになり、IPマルチキャストにより複数エリアへの同時配信も可能。ワンセグを受信できない地下街などへの地上波ワンセグ再送信にも技術的には活用できるとしている。

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