セキュリティ企業の米McAfeeは、ウイルスやスパイウェアなどの配布に利用されやすい「サイバースペースの危険なセレブ」の2008年版ランキングを発表した。
ネット上ではセレブの名をかたったスクリーンセーバーや着信音配布サイト、偽ゴシップサイトなどを検索結果に表示させてユーザーをだまし、ウイルスやスパイウェアをばらまいたり、フィッシング詐欺を仕掛けたりする手口が横行している。
McAfeeはこうしたサイトを見分けるSiteAdvisorサービスの記録を分析し、危険サイトに使われることの多い有名人を調べた。
その結果、今年はハリウッド俳優のブラッド・ピットがトップに立った。ネットで「ブラッド・ピット・スクリーンセーバー」と検索して表示されるWebサイトの半分以上は、マルウェアをダウンロードさせる悪質サイトだという。
女性ではビヨンセを筆頭にマライア・キャリー、キャメロン・ディアスなどがランキング入り。一方、2007年のランキングで1位だったパリス・ヒルトンや4位だったブリトニー・スピアーズはランク外に落ちた。
2008年版「サイバースペースの最も危険なセレブ」上位10人は以下の通り。
順位 | 俳優・女優 |
---|---|
1 | ブラッド・ピット |
2 | ビヨンセ |
3 | ジャスティン・ティンバーレイク |
4 | ハイディ・モンタグ |
5 | マライア・キャリー |
6 | ジェシカ・アルバ |
7 | リンジー・ローハン |
8 | キャメロン・ディアス |
9 | ジョージ・クルーニー |
10 | アンジェリーナ・ジョリー |
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