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日本最長・最高 新タワー「スカイツリー」エレベーター、東芝と日立が受注

» 2008年10月17日 07時00分 公開
[ITmedia]
photo 東京スカイツリーの完成予想図

 東芝と日立製作所は10月16日、2012年の開業を目指す地上デジタル放送用タワー「東京スカイツリー」のエレベーターを受注したと発表した。東芝は日本最長の、日立は展望施設としては日本最高の高さにあるエレベーターを担当する。

 東芝が受注したのは、昇降距離が日本最長の464.4メートルとなる業務用エレベーター2台と、地上350メートルにある第1展望台を地上から直通で結ぶ超高速エレベーター4台。

 超高速エレベーターは40人乗りで分速600メートル。現在の東京タワーの頂上より高い位置となる第1展望台まで、地上から50秒弱で到着するという。

 日立が受注したのはエレベーター7台とエスカレーター12台。第1展望台から地上450メートルの第2展望台の間を往復する高速大容量エレベーター2台を含む。

 東京スカイツリーの高さは約610メートル。東京都墨田区に東武鉄道などが建設を進めている。施工は大林組。

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