NECエレクトロニクスは10月21日、2009年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が80億円の赤字になる見込みだと発表した。従来予想は損益とんとんだった。景気後退で半導体市場の厳しさが増しているという。最終赤字は4期連続。
修正後の予想は、売上高が6600億円(前回予想比250億円減)、営業利益は10億円(同90億円減)、税引き前損益は40億円の赤字(同80億円減)。
顧客企業が在庫圧縮、発注抑制の動きを強めており、「日に日に事業環境は厳しくなっている」という。特に自動車向け半導体や、汎用マイコン、ディスクリートなどの売上高が減る見通し。
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