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» 2008年11月08日 07時49分 UPDATE

顔写真を美しくする「美化エンジン」、イスラエルの大学が開発

顔のパーツ間の距離などで美を数値化し、写真を美人に加工するソフトが開発された。

[ITmedia]

 ボタンを押すだけで普通の顔写真をモデルのようにしてくれるソフトを、イスラエルのテルアビブ大学の研究者が開発した。

 このソフトは同校のダニエル・コーエン−オア教授が開発したもの。現時点ではデジタル画像に出力が限られているが、美容整形や雑誌の表紙の編集などに利用したり、デジカメに搭載できるかもしれないという。

 同氏はこのソフトの開発に当たり、68人の回答者に93人の男女の顔写真を見せて美しさを評価させた。この調査結果を基に、顔のパーツの比率やパーツ間の距離などで美しさを数値化して、顔写真を美しく加工するアルゴリズムを作り出した。「美は数字や比率で定量化でき、パーツ間の距離の平均として定義できる」と同氏。

 画像編集ソフトで加工した写真は元の被写体と別人のように見えてしまうこともあるが、テルアビブ大学の「美化エンジン」が加える変化はもっと細かいため、元の写真と似たものになると同氏は説明している。

ah_14921.jpg 上が加工前、下が加工後

 ただし、このソフトでブリジット・バルドーやウッディ・アレンなどの有名人の顔を変えた場合、加工後の方がいいと言う人はほとんどいなかったという。だが、あまり知られていない人の顔なら、ほとんどの場合加工後の方が魅力的と判断されるだろうと同氏は述べている。

 コーエン−オア氏は、今後はこのソフトに奥行きを加えて3Dにする計画だとしている。

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