新興企業の米Better Placeは11月20日、カリフォルニアのアーノルド・シュワルツェネッガー州知事、サンフランシスコ、サンノゼ、オークランドの各市長とともに、サンフランシスコ湾周辺を中心とした、電気自動車と充電スタンド網開発計画を発表した。
元SAP幹部のシャイ・アガシCEOが率いるBetter Placeは、イスラエル、デンマーク、オーストラリアでも電気自動車のインフラ構築を予定しており、米国ではまずカリフォルニア州で構築を行う。2009年1月から申請を開始し、2010年からインフラの工事に着手する予定。
対応する電気自動車の一般発売は2012年を目標としており、サンフランシスコ湾岸での充電網には、同社を含む私企業および州政府からの出資を合わせ、計10億ドルが投じられる見通し。Better Placeが中心となり、電気自動車が電池の充電や交換、修理を行える充電スタンドを各地に設置する。
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