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NEC、CO2半減の新オフィスビル建設へ

» 2008年11月26日 07時00分 公開
[ITmedia]
photo NEC玉川ソリューションセンター(仮称)

 NECは11月25日、新オフィスビルを玉川事業場(川崎市中原区)内に建設すると発表した。省電力化により、従来オフィス比で二酸化炭素(CO2)排出量を半減させるのが目標。完成は2010年4月の予定。

 「NEC玉川ソリューションセンター」(仮称)として、同日着工した。鉄骨造り12階建て、延べ床面積は約4万8500平方メートル。

 ペーパーレス化やテレビ/Web会議システムの採用などで新しいワークスタイルを実現するほか、シンクライアントの採用やシステム全体の省電力化を図り、CO2排出量の50%削減を目標に掲げる。

 玉川事業場は、IT・ネットワーク事業部門や中央研究所、NECエレクトロニクスなどのグループ会社が集結した重要拠点。10年3月にはJR横須賀線の武蔵小杉新駅が開業予定で、府中事業場に隣接するJR南武線の西府新駅が09年3月に開業するのと合わせ、玉川事業場の利便性が向上するため、新ビルの建設で内部シナジーの強化と既存オフィスの整理・効率化によるコスト削減を目指すとしている。

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