米Facebookは2月5日、OpenID技術の理解促進と普及を目指す非営利団体OpenID Foundationの理事会に加わり、OpenIDを正式にサポートすることを明らかにした。
OpenIDによれば、理事会は現在、7人のコミュニティー選出委員と、Google、IBM、Microsoft、PayPal、VeriSign、Yahoo!からの各代表6人の企業会員で構成されている。今回Facebookの代表が7人目の企業支持会員として加わることになった。
同社は独自のデータ共有技術「Facebook Connect」を昨年12月に公開しており、現在4000以上のサイトで利用されているという。Facebook Connectの基本的なコンセプトはOpenIDと類似しており、両者はむしろ競合するものだ。
Facebookは来週行われるOpenID会議を自社社屋で主催する。OpenIDによると、各社の主要デザイナーが集まり、既存のOpenIDでFacebook Connectと同様の機能をどのように提供するかなどを話し合う予定という。
ただしFacebookは現時点では、Facebook ConnectとOpenIDに互換性を持たせるとは明言していない。
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