ミクシィは2月28日、「OpenID」に対応した認証サービスを始めると発表した。mixiのIDで、OpenIDに対応した外部サイトにログインできるようになる。ヤフーやライブドア、ニフティもOpenID対応を進めており、国内でのOpenID普及が一気に進みそうだ。
mixiが認証サービスを提供することで、mixiユーザーは1つのIDで他サイトにもログインできるようになり、ID・パスワード管理が容易になる。開発者にとっては、サイトをOpenIDに対応させることで、mixiユーザー1331万ID向けにサービスを提供できるようになる。
開始時期は未定。他社IDでmixiにログインできるサービスの提供は予定していない。
国内大手では、ヤフーやライブドアがOpenID認証サービスをすでに開始。ニフティも一部サービスでOpenIDによるログインに対応している。
同日、シックス・アパート、日本ベリサイン、野村総合研究所が発起人となり、国内のOpenID普及を目的とした「OpenIDファウンデーションジャパン(仮)」を4月に設立すると発表した。ミクシィ、ヤフー、ライブドア、ニフティに加え、アセントネットワークス、インフォテリア、テクノラティジャパン、イーコンテクストが新組織への参加を表明している。
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