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ますます広がるSNSユーザー狙いのマルウェア偽アプリの利用も

» 2009年03月06日 08時28分 公開
[ITmedia]

 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のユーザーを標的にしたマルウェアが従来以上に活発化しているとして、US-CERTやセキュリティ各社が改めて注意を呼び掛けている。

 US-CERTやセキュリティ各社は、2008年12月にSNS経由で感染するマルウェア「Koobface」に対する注意喚起を行い、Koobfaceの活動はMyspace.com、Facebook.com、Classmates.comなどで活動を確認していた。US-CERTによると、その後はhi5.comやfriendster.com、myyearbook.com、bebo.com、livejournal.comでもKoobfaceが猛威を振るっている。

 Koobfaceは電子メールなどを通じてユーザーにビデオを見るように促し、ユーザーがリンクをクリックすると、Flash Playerのアップデートを求めるメッセージを表示して、不正な実行ファイルをダウンロードさせようとする。このほか、ユーザーの個人情報入手を目的にFacebookのアプリケーションを装う手口も確認されているという。

 US-CERTは、ウイルス対策ソフトウェアの定義ファイルを最新の状態にする、不審なリンクをクリックしない、ダウンロードファイルを十分に確認する、アプリケーションのアップデートは必ずベンダーの正規サイトを行うなどをアドバイスしている。

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