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Amazon EC2に新たな料金オプション キャパシティを確保可能

» 2009年03月13日 07時05分 公開
[ITmedia]

 Amazon傘下のWebサービス企業Amazon Web Services(AWS)は3月12日、クラウドサービス「Amazon EC2」に新たな料金オプション「Reserved Instances」を導入した。

 Amazon EC2は、Amazonのコンピューティングキャパシティを利用できるサービスで、ユーザーは使用時間に応じて料金を支払う。Reserved Instanceオプションでは、前払い金を支払ってEC2のキャパシティを確保する。ユーザーは前払い金に加え、キャパシティの使用時間に応じて料金を支払うが、割引価格になっている。このオプションは1年または3年単位で利用できる。

 例えば、LinuxおよびUNIXで「Small」サイズのインスタンスを利用する場合、通常の料金体系では1時間当たり10セントを支払う。Reserved Instanceを利用すると、前払い金は1年間で325ドル、使用料は割引価格で1時間当たり3セントとなる。

 「顧客は自分でハードを保有しているかのようにキャパシティを確保することができるが、メンテナンス費用やアイドル時の費用は払わなくていい。実際に使ったときだけ支払う」とAmazonは述べている。

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